購入の基礎
300万円の空き家、総額はいくら?購入前に分けて考える費用
購入費用の整理用ガイド。個別物件の見積もりや融資の可否を示すものではありません。
物件価格が予算内でも、そのまま住めるとは限りません。空き家選びでは「買うためのお金」「住める状態にするお金」「持ち続けるお金」を分けて比べると、候補を絞りやすくなります。
価格以外の支出を、誰に払うかで分ける
住宅金融支援機構の資料には、仲介手数料、登記に関する報酬・税、契約の印紙、保険や調査などの費用が挙げられています。実際に発生する項目と金額は取引条件によります。資料に載る費用が、すべてのローンで借りられるという意味ではありません。
- 仲介会社:仲介手数料と支払い時期、価格に含まれるものを確認
- 司法書士等:登記内容に応じた費用の見積もりを取得
- 保険会社・金融機関:保険料や借入れの費用を確認
出典:住宅金融支援機構|購入等に付随する費用の例 ↗(2024年4月版・2026年10月3日確認。特定融資の資料であり、一般の融資条件を示すものではありません。)
改修予算は、写真だけで決めない
雨漏り、給排水、電気設備など、現地を見て初めて分かる項目があります。建物状況調査は判断材料になりますが、全ての不具合がないことを保証するものではありません。
- 必須の修理と、好みで行う改装を分けて見積もる
- 残置物の処分・引越し・工事中の仮住まいも確認する
- 未確定の工事は「0円」とせず、見積もり待ちとして残す
出典:国土交通省|建物状況調査活用の手引き ↗(2026年10月3日確認)
総額を比較するメモを作る
編集部の提案は、物件価格+取引費用+入居前工事+引越し等を1枚にまとめる方法です。購入後の税・保険・維持費は別の年額欄に置き、家計に無理がないかを見ます。ローンを使う場合は、金利だけでなく諸費用込みで比較できる公的な試算ツールも参考になります。
- 300万円+工事見積もり未取得、という候補を「総額300万円」と扱わない
- 補助金は採択や入金時期が未確定なら、自己資金から先に差し引かない
出典:住宅金融支援機構|住宅ローンシミュレーション ↗(2026年10月3日確認)
参照した資料
- 住宅金融支援機構|購入等に付随する費用の例 ↗2024年4月版・2026年10月3日確認。特定融資の資料であり、一般の融資条件を示すものではありません。/確認日 2026-10-03
- 国土交通省|建物状況調査活用の手引き ↗2026年10月3日確認/確認日 2026-10-03
- 住宅金融支援機構|住宅ローンシミュレーション ↗2026年10月3日確認/確認日 2026-10-03