観光・宿泊
古民家を観光業の社員寮に:琴平などの採択計画から空き家活用を考える
2026年10月5日確認
観光に関わる建物活用というと、民泊や宿を思い浮かべがちです。10月2日に観光庁が公表した効率化支援の採択一覧には、働く人の住まいを整える計画もあります。
公表された社員寮と共同利用の計画
香川県琴平町では、琴平バスの古民家を共同社員寮とコワーキング拠点に使う計画が掲載されています。札幌市には休眠していた元社宅2棟を共同社員寮へ改修する計画、あわら市にも共同従業員寮の整備計画があります。
新潟市の廃寺を共同キッチンへ転用する計画など、観光事業者の業務を地域で支える用途も見られます。採択は事業完了を意味せず、これらの建物が売り出されているという情報でもありません。
出典:観光庁|二次公募採択事業一覧 ↗(2026年10月2日公表)
現在募集中の補助金と取り違えない
今回の発表は二次公募の採択結果です。公募は7月8日から8月18日までに行われており、このニュースを見て新規申請できるとは限りません。
出典:観光庁|効率化支援事業(二次公募)採択結果 ↗(2026年10月2日公表)
編集部の見方:宿にする前に地域の用途を調べる
空き家を活用したい人にとって、社員寮や事業者の共同拠点は、検討する用途を広げる事例です。ただし、その地域に需要があるかは観光事業者や自治体へ具体的に確認する必要があります。
住居、社員寮、宿、店舗では必要な手続きや設備が異なります。価格だけで購入を決めず、予定用途に使える建物か、改修費や通勤の利便性も確認しましょう。採択地域だから地価が上がる、宿が必ず儲かるという判断はできません。
参照した資料
- 観光庁|効率化支援事業(二次公募)採択結果 ↗2026年10月2日公表/確認日 2026-10-05
- 観光庁|二次公募採択事業一覧 ↗2026年10月2日公表/確認日 2026-10-05